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SSIさんこんばんは。
>>SSIさん:
>保つのが自分には難しいと思えて、システムトレードの
>方向でやり方を模索しだしていたので、この本の後半の
>システムトレードの章は非常ォ〜に参考になりました。
>あと、マーケットの魔術師のラリー・ハイトの章も
>かなり参考になった。この人はガチガチのシステムトレーダーで
なるほど。私も両方とても良い本だと思います。
>「多くの人がトレンドフォローのシステムトレードを行いだした
>ことで、ブレイクアウト時のだましが多くなってしまった」
>というのですが、トレンドフォローのシステムトレードが
>増えれば、ブレイクアウトした時の上昇、もしくは下落は
>強まるんじゃないのかな?と思うのですが、どうでしょうか。
この点については私も非常に不思議に思っています。
チャートを追っていくと、抵抗ラインを抜けるとプライスが噴き上がることが多々ありますよね。
これは、抵抗ラインの外側にストップロス注文が集中していて、それを付けるとストップロスの約定と同時にドテン倍返しが大量に約定するからだというのはおわかりかと思います。
とすれば、まさにシステムトレードの代名詞、ブレイクアウト戦略は有効にも思えます。
しかし、本にも書かれているように、それを逆手にとる動きも多々見られます。
理由は、投機筋の投資行動の原理として、「多数派のストップを狩る」というのが重要な戦略としてある(らしい)からだと思われます。
ゴールデンウィーク中の怒濤の円高は、まさにストップ狩り大祭りでした。
システムトレードの人たちのストップの位置は、だいたい分かりきっていますから、そこが人為的に狙われるのは充分あり得るのではないでしょうか。
たとえば上に書いたブレイクアウト戦略では、抵抗ラインのちょっと上にストップを入れて、それがつくと自動的にドテン倍返しと同時に、抜けたラインの下にストップロスを置くのが一般的ですよね。
であれば、筋の人たちが協力して無理矢理抵抗ラインを抜けさせて、一気に買い板を消してラインを割らせれば、簡単に両方のストップを狩れます。
ブレイクアウトの人から見れば、往復ビンタを食らわされることになります。
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