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こんばんは。
結局は、「未来を知ることは難しい」という当たり前のところに尽きると思います。
例えば、天候というカオス現象において、
「一週間後、低気圧が近づいて雨が降る」という予測は、唯一絶対の解ではなく、
「50%位の降水確率」という形で、ある可能性の範囲での予測ということになります。
雨が降った後に、「低気圧が接近して寒冷前線が通過、その結果雨が降りました」
というのは簡単。誰でもできる。
重要なのは、それを事前に知ること。
そして、当然ですが、事前に未来のことを知るということは、きわめて難しいことです。
未来を知るということは人類の永遠の夢で、
その「手がかり」として、
人類は 占い や 科学 という技術を開発してきました。
相場参加者は、ファンダ分析やテクニカル分析を開発してきました。
しかしそれらは単なる「手がかり」にすぎず、
唯一の解を導くものではありません。
天気図のようなものです。
私の言いたいことは、
使える「手がかり」があるなら、使うしかないんじゃないの、ということです。
それを放棄したら、ただの博打です。
で、問題は、「本当に使えるか」というところに行き着くわけですが、
まだ私には分かりません。
株では、ファンダメンタルズ分析は有効というのは確信していますが、
為替はどちらもいまいち使えないというのが今の印象です。
(要は、為替は博打に近いということ。)
株で億万長者というのはいくらでも居ますが、
為替で億万長者というのはほとんど聞いたことがないというのが、その証左であると考えます。
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